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先日、勉強会をしました。
2016.09.12
院長の佐藤です。先日、9/8(木)に当院にて午後から勉強会を開きました。
テーマは痹証(ひしょう)について松本先生を講師として講義をお願いしました。
聞きなれない言葉ですが、簡単に説明しますと、季節の変わり目である6~9月に起こりやすい
身体の変調を指し、だるい、痛い、痺れ、重苦しさなどが主な病症です。
体を動かし始める際に痛い。
急な痛みだが原因が定かではない。
こんな痛みの経験って意外に多いのではないでしょうか。
このような状況を東洋医学では「痹証(ひしょう)」と呼びます。
当然、先ずは痛みの原因があるか否かを診察、診断し、組織の損傷があれば先ずは炎症を取り除くためにRICEの処置をおこないます。
患者様のお体の状態を的確に把握し、最適かつ有効な手段を用いて診療して参ります。
また、同じ日に伊藤超短波株式会社様より超短波治療器のデモ器の貸し出しをして頂きました。
超音波治療の効果としては、
- 炎症(急性、慢性)の治癒促進
- 筋スパズムの軽減
- 疼痛(急性痛、慢性痛、神経痛、痺れなど)の軽減
- 水腫・血腫の軽減
- 創傷の治癒促進
- 瘢痕組織の柔軟性改善
- 外科的に切開された皮膚・腱の治癒促進
- 骨折部の骨癒合を促進
骨折に対する治療
新鮮骨折および難治性骨折の骨癒合を促進させる効果があります。新鮮骨折の場合、今までは一定期間固定をして骨癒合を待つだけでしたが、受傷後早期から超音波を照射することで、骨癒合期間を約40%短縮することが可能になりました。*但し、受傷状況(骨折の部位や形態、転位(骨のズレのこと)の程度や年齢などで固定期間や骨癒合までの期間には個人差があります。
さらにこの機械にはハイボルテージ治療器もついています。
痛みの原因である最深部(根っこ)から治療するので驚くほどの早さで治っていきます。この治療は、欧米生まれの高電圧電流を用いる鎮痛効果の高い治療法としてしられ、最近では国内でも利用されるようになりました。
特徴として電気治療による皮膚抵抗が低い為、ビリビリ感が非常にすくないので、電気の苦手な方でも比較的安心して治療を受けていただけます。
また、従来の電気治療に比べ短時間で痛みを軽減できる事から、効果がその場で要求されるトップスポーツ選手の活躍する現場で用いられる事が多く、日本では新しい電気療法です。
今週一週間、お借りして実際、効果のほどを判断しようと思っております。是非ご興味のある方は当院でデモンストレーションを体感してみて下さい。
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