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慢性腰痛について
2016.07.25
おはようございます。院長の佐藤です。今回は肩凝りに次いで最も多くの方が悩まされている「慢性腰痛」についてお伝えしようと思っています。
慢性的な腰の痛みで考えられる正式な傷病名としては、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎辷り症、椎間板症、椎間関節症、仙腸関節症などなど。
実はこれらの傷病名は急性のものでもつく病名でありますが、慢性的に痛みを抱えている方の多くはこれらが内在的に潜んでいるケースが多いのも事実です。診断はレントゲン、MRI等の理学的な所見も大切なのですが、前に屈んで痛むのか、あるいは後ろに反らして痛いのかがとても重要な所見となります。当院ではこれらをしっかり問診し、その方の体の状態に応じて治療をする事と最も重要となる日常生活の指導、痛みの出ない、出にくい肢位、姿勢を見つけて日々心掛けて頂く、あとは自身でも行えるインナーマッスルの刺激の入れ方をお教えします。
ドローインといって言葉で説明しますと仰向けになって床に寝ていただいて膝を立てます。鼻から大きく息を吸い、その際にお腹を大きく膨らませます。その後、口から細く、長く息を吐くのですが、10秒間で息を吐き切るようにします。吐く際の留意点としては、床と腰の間に手を滑り込ませ、腰を床に押し付けるイメージ、手が床と腰の間でしっかり挟まれているか確認します。吐く際の注意点としてはおなかが平たく凹んでいるかチェックします。
コツが上手につかめるようになると座ったままの姿勢や立った姿勢でもドローインは出来るようになり、主に腹横筋という天然のコルセットといわれる筋肉が安定し、腰骨を支えることに繋がり腰の負担が劇的に減り、痛みの出ずらい状態を維持しやすくなります。
武蔵小山駅から近くの当院に是非お越しくださいませ。
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