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冷房病について①
2016.08.10
昨日は今年一番の猛暑で東京は青梅で最高気温が38℃を超えたようです。朝、起きてテレビをつけると体操男子団体が12年振りの金メダル、柔道でも大野選手が金メダルと嬉しいニュースがありましたね。4年間の努力の賜物かと思います。オリンピックで得た感動のまま、今日も一日仕事を頑張るぞ!と気持ちの高ぶりとは裏腹に体が動かない・・やる気が沸かない・・なんて方も多いのでは・・・・。さすがにこれだけの外気温ですので冷房を利用しないのはかえって室内での熱中症の原因となりますので絶対に使ってください。しかしながら使い方によってはいわゆる「冷房病」になりかねません。そこで今回は冷房病について考えたいと思います。
冷房病とは、簡単に言うと自律神経の機能が乱れる病気です。症状としては、倦怠感、肩凝り、頭痛、風邪といった症状があります。原因は外気と内気の温度差による自律神経の乱れが原因です。通常、人間の体は、夏は皮膚の下の血管を拡張し、熱を逃がしやすい体になり、逆に冬は、皮膚の下の血管を収縮し、熱を逃がしにくい体になります。身震いをするのは体の体毛を立てて熱を逃がさまいとする一種の体の防御反応ですよね。このように、体は季節に応じて変化をしていますが、夏型の体で長時間、冷房環境に居ると自律神経が血管を収縮させ、冬用の体に変えようとしてしまいます。つまり自律神経が季節を混乱し、体温を調節する働きが乱れてしまいます。
対策は次回に!
☝当院のエアコンです。患者様に直接、風が当たらないように工夫しております。
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