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冷え性について②
2016.11.15
こんにちは、院長の佐藤です。今日は、前回の続きで、毎日、無理なく生活の中に取り入れられる冷え性の対策をご紹介したいと思います。
1.朝、目覚めて、1杯の「白湯(さゆ)」を飲む。
~朝は、一日の中で最も水分が失われているので、白湯を吸収しやすく、体温が最も低いため白湯によって体が温まりやすいのです。白湯を飲むことで胃や腸が温まり、腸管が活発に働き出し、代謝が上がり、熱が作られ、冷えにくい体質へと変化していきます。
2.体を中から温める食材を摂る。
~普段口にするものが栄養となって、我々の体は作られます。極めてシンプルですが、普段、口にしている食材を「理解して選ぶ」ことが大切です。
食材には、「体を冷やす食材」と「体を温める食材」と「中間の穏やかな食材」があります。冷え性の方は、意識して「体を温める食材」を摂るように心がけてください。
体を温める食材の基準とは主に5つです。
①寒い時にとれるもの~例えば小松菜、くるみ、あずき、たら、ぶり、みかん
②寒い地方でとれるもの~りんご、さくらんぼ、ぶどう、玉ねぎ
③色の濃いもの~そば、黒砂糖、黒豆、黒ゴマ、かぼちゃ
④味の濃いもの~えび、ニラ、ニンニク、生姜、みそ、しょうゆ、塩味の高いもの(漬物、塩辛)
⑤地中に向かって伸びるもの~にんじん、山芋、ごぼう
3.「オリーブオイル」で温め効果倍増に!
体を温めたい時には温かいものを飲むと良いのですが、残念ながら効果は一時的なものでしかありません。しかしながら、その温め効果を更に高めてくれるものが「エクストラバージンオリーブオイル」です。このオイルには、油膜が広がりやすく、他の種類の油膜の広がり方に対して、エクストラバージンオリーブオイルは約3倍にもなるそうです。温かいものと一緒に摂ると、オリーブオイルが胃の中で「ふた」の役目をし、一緒に摂取したものの温度を冷めにくくしてくれ、体の中から温まる時間をより長くします。冷え解消のために摂取するポイントは、
①必ず温かいものと一緒に摂る。
②新鮮なエクストラバージンオリーブオイルを使用する。
このオイルで野菜を炒めたり、お味噌汁にひと垂らししたり、煮込みもの、鍋、温かいおうどんにひと垂らししても美味しく摂取できます。但し、冷えに効くからといって摂り過ぎては本末転倒。1日トータルで大さじ1.5杯までにしましょう。
長々となりましたがこの3つ、是非とも実践してみてはいかがでしょうか?
3食全てに当てはめなくとも頭の中に入れておくだけでも役立つかと思います。
まだまだ寒さは始まったばかりです。元気に乗り切りましょう。当院で健康な体作りのお手伝い致します。
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