ブログ
瘀血の治療
2016.12.14
こんにちは松本です。ブログ更新の順番をすっかりと先延ばしにしていました。
今日は瘀血についてのお話をします。
東洋医学では「血液が身体のどこかで巡りが悪くなり、正常な血液としての機能を失った状態」や「循環の停滞した血液」、「血管外に漏れた血液」を瘀血と呼んでいます。
この瘀血が体内において様々な症状を引き起こしていきます。
人の体内では血や水が気によって巡らされています。この「気」が滞ったりしたり(気滞)、足りなくなったり(気虚)することで、血の巡りが悪くなります。それ故に「気」の異常の下では血の流れが障害されて瘀血が生じやすくなります。
また血そのものの不足によってスムーズな血液の流れが阻害され血流障害から瘀血になることもあります。更には体質的な寒症では血管が収縮して起こりやすくなります。
一方で上記の気滞や気虚の原因としては、感情の変化や慢性疾患による体力の消耗、老化、外部環境の変化や外傷などがあります。
体内に原因がある病因、外からの原因による病因。これらを見極めて鍼灸治療を行なっていきます。
血の流れの悪さは様々な病態の原因となりますので早めにケアしていきましょう。
新着ブログ
- 2020-09-06
- 当院での取り組みです。・・・
- 2020-08-09
- お盆休みのお知らせ
- 2020-05-27
- 緊急事態宣言解除に伴う・・・
- 2020-05-11
- 緊急事態宣言延長に伴う・・・