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腰痛のおさらいです。
2017.02.10
おはようございます。院長の佐藤です。
昨日、午後の休診時間に勉強会をしました。腰痛について、現代医学的な見解を改めて整理していきました。レントゲンやMRI、CTなどの画像診断をしても異常が見られないが痛みがある腰痛についてです。
大まかに言うと、痛みを出している箇所は3つ、椎間板、椎間関節、仙腸関節です。椎間板と聞くとヘルニアが思い浮かびますが、いわゆる傷がついた状態でも痛みは出ます。椎間板には神経が存在していないにも関わらず何故、痛みを感じるのかと言いますと、傷がついた繊維輪(外側の膜のようなもの)を修復しようとして血管が傷から入ってくるのですが、その際に神経も一緒に入り込むので痛みを感じてしまうのです。
椎間板という組織は椎骨といって腰では第1から第5まであるのですが、一つ一つの椎骨の間には椎間板が挟まっていて主に衝撃を和らげる働きをしています。前に屈んだ姿勢で作業を長くするような方には負担がかかり椎間板の後ろの壁に傷がつきます。
身体を後ろに反らしている方が楽だと感じる方は椎間板に異常がある可能性が高いかと思われます。椎骨や椎間板にかかる負担を最小限に食い止める鍵はローカル筋の強化になります。わかりやすい、馴染みのある言葉で言うとインナーマッスルを鍛えることになります。特に腹横筋、多裂筋、この2つの筋肉の強化が大変重要です。
当院では「楽トレ」を使ってローカル筋の強化を行なって痛みの出にくい身体を作るのと平行して、炎症、痛みの出ている患部に対しては超音波とマイクロカレント波によるコンビネーションの治療法を選択し提供しております。痛みの引きが劇的に早く、同時進行でローカル筋の強化もしていきます。急性、慢性を問わず、腰痛で長く苦しんでいる方は是非、当院にお越しください。
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