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インフルエンザの脅威からどうやって身を守るか‼
2018.02.13
先週、ブログ当番でした院長の佐藤です。
今年の冬は例年に比べ、特に寒さが厳しく、インフルエンザが大流行しております。
当院でも年明けから2名がインフルエンザに罹患してしまい、患者様にも多大なるご迷惑をおかけしました。うち1人は1月中旬にA型、2月初旬にB型と1シーズンに2回罹ってしまいました。
巷ではインフルエンザの予防法としては
1.手を良く洗い、うがいをする。
2.マスクを装着する。
3.人の多い所への外出を極力避ける。
4.規則正しい生活を送り、睡眠を十分に取る。
5.栄養のバランスが取れた食事を心掛ける。
など、おそらく皆さんも認識が浸透しているかと思います。
では、我々が皆様にお手伝いできること。4.5にも通ずるかと思いますが、いわゆる「免疫力」これをいかに高め、維持できるかにかかっているのかと思います。そこで今回は免疫力を高めるツボを紹介しようと思います。気温の変化に体がついていかず、調子がイマイチ良くない、という人も多いのではないでしょうか。秋の気候から本格的な寒さに移行し、この季節は体調管理が難しく、ちょっとした油断が免疫力の低下につながってしまうこともあります。
免疫力の低下はなぜ起こるのでしょうか?免疫力とは、私たちの身体に本来備わっている、体を守る防衛機能のことです。暴飲暴食などの食生活の乱れや、睡眠不足などによる疲労の蓄積と自律神経のバランスの乱れ、ストレスや加齢、そして寒さや乾燥などの外部的要因で機能が低下するといわれています。また、東洋医学的には、特に生命力の源といわれている「腎(じん)」の機能の低下が、免疫力の低下に深く関わっていると考えられています。「腎」は寒さに弱く、また「腎の気(じんのき)」と呼ばれるエネルギーは就寝中に蓄えられると言われているので、体を冷やさないこと、質の良い睡眠を心掛けることが免疫力アップには大切です。ちょっとしたことで疲れを感じるようになり、その疲れがとれず慢性的な疲労に繋がったり、風邪やインフルエンザなどの感染症にもかかりやすくなります。また、病気やケガが治りにくくなるだけでなく、さらに悪化させてしまうこともあります。肌荒れや朝の目覚めの悪さも免疫力低下のサインの可能性もあるので、今日で紹介するツボを押して免疫力をアップさせましょう。(前置きが本当に長くてスミマセン)
兪府(ゆふ)~免疫力をコントロールするTリンパ球を育ててくれる経穴。取穴(場所)は鎖骨と胸骨の角にあるくぼみにとります。
中脘(ちゅうかん)~免疫機能の低下に深く関係する五臓六腑の健康を守ってくれる経穴。取穴はおへそから指6本分真上、おへそからみぞおちまでの中間にとります。
三陰交(さんいんこう)~生理痛や月経不順に効果的なツボでも有名なのですが、このツボは、飲食物をすばやく吸収し、体内に必要な栄養と水分をいきわたらせる効果もありますので免疫力アップにも非常に有効なツボです。内くるぶしから指4本分の場所にあります。
ツボの刺激の仕方ですが、指先でツボに蓋をするイメージで10秒数えてあげてもいいですし、貼るタイプのカイロの小さめのものを肌着の上から3時間だけ温める(それ以上ですと低温火傷の危険性大)のがおすすめです。
当院では先ほど紹介したツボだけではなく、身体のいたるところにあるツボを的確に刺激できるマッサージやはり、きゅうなどによって体調を整え、日々「戦える体」を手に入れて頂くよう治療して参ります。是非、当院で体のメンテナンスをしていきましょう‼
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