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食生活を見直します!!!
2018.03.10
こんにちは須藤です。ようやくインフルエンザの猛威も影を潜めてきましたが皆様も体調の方はいかがでしょうか?私事なのですが、年齢のせいか?インフルエンザに罹ったり、体調を崩すことが以前よりも多くなっています。周りのスタッフからも、食事を見直しては?との声もあり、本日は食生活の改善について考えていきたいと思います。
まずは食事をすると身体にどういう変化があるのか?
食事をすると摂取したものは体内で糖分になり、血液中を流れます。つまり食事をすることにより血糖値が上昇するのです。糖は我々の身体を動かすエネルギーとなりますが、急激に増えるとインスリンというホルモンが血糖値を下げようと働きます。
インスリンには脂肪を造る働きと、脂肪細胞の分解を抑制する働きがあります。インスリンの分泌を抑えるためには、血糖値の上昇を緩やかにする食事が必要となります。
ちなみに一型糖尿病の方はこのインスリンが非常に不足しているか、または全くないため血液中のブドウ糖の量を一定に保てないため、インスリン製剤を自己注射することで体外から補います。これにより生理的なインスリン追加分泌パターンにかなり近づけることができるのです。
またインスリンとは真逆の働き、肝臓でグリコーゲンとして蓄えられた糖を血液中に放出するように働きかけ、血糖値を上昇させるグルカゴンというホルモンがあります。
このように人間の身体の中では血糖値をめぐり様々な反応が起きています。
皆様耳にした方も多いと思いますが、GI値が人間の血糖値に大きく関与しています。
そもそもGI値と何か?私も詳しく知らなかったのですが、食品ごとの血糖値の上昇度合いを間接的に表現する数値のことです。グリセミックインデックスの略です。
GI値が70以上の食品を高GI食品、56~69の食品を中GI食品、55以下の食品を低GI食品と定義しているようです。血糖値を下げるには低GI食品を食生活に取り入れることが重要です。GI値は60を基準に高低を分類しています。
ちなみに食パン、フランスパンはGI値95。白米は88。もち、うどんは85。以外と高いです。
おかゆ、玄米、そば、パスタは57~50の値です。ジャガイモ90、人参80。
このように食品ごとに数値が出ています、GI値=法定速度と考えると、人間の体内は法定速度60㎞と定められています。GI値60を超えると血糖値上昇スピード違反で罰を受けます。その罰とは、肥満、病気、糖化など身体に悪影響を及ぼします。低GI値食品を取ることで健康な身体を手に入れましょう。次回までにそばダイエットに挑戦します。実践結果をお楽しみください。
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