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熱中症の症状を正しく認識し、正しく対策を‼
2018.07.28
大変バタバタしておりまして長らくブログの更新をサボっておりました院長の佐藤です。私がサボっているので後がつかえています。
今週は最高気温も少し下がり、幾分過ごしやすい陽気でしたが、今日、明日にかけて台風の接近も予想され、週明けは台風一過による気温上昇も予想されますので、まだまだ予断を許さない状況には変わりはありません。
巷では「熱中症には気をつけよう!」としきりに注意喚起しておりますが、先週、先々週と当院に来院された患者様にも熱中症の初期症状では?と思わせる方が多くいらっしゃりました。
そこで今回は2回に分けて症状や上手な水分、塩分補給の方法、予防・対策などを書いていこうと思います。(既に解っているという方もおさらいを兼ねてお付き合い下さい。)
先ずは症状についてですが、熱中症は、高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できないことで生じる様々な症状の総称です。以下のような症状が出たら、熱中症にかかっている危険性大です。
1.めまいや顔のほてり
~めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状がでたら、熱中症のサインです。一時的に意識が遠のいたりですとか、腹痛などの症状が出る場合もあります。
2.筋肉痛や筋肉のけいれん
~「こむら返り」と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります。筋肉がピクピクっとけいれんしたり、硬くなることもあります。先日、当院にいらした患者様が、朝、保育園の補助のお仕事で、簡易プールを用意するためにバケツに水を張り、何回も運ぶ作業をしていて両の手の指がつってしまったとのことで、おそらく、炎天下での作業で水分を適切に摂取しないで起こったかと思います。
3.身体のだるさや吐き気
~体がぐったりし、力が入らない。吐き気や嘔吐、頭痛などを伴う場合もあります。
4.汗のかき方が変だ、おかしい
~ふいてもふいても汗がでる、もしくはまったく汗をかいていないなど、汗のかき方に異常がある場合は、熱中症にかかっている危険性があります。
5.体温が高い、皮膚の異常
~体温が高くて皮ふを触るととても熱い、皮ふが赤く乾いているなどの症状も熱中症のサインです。
6.呼びかけに反応しない、真っ直ぐに歩けない
~声を掛けても反応しなかったり、おかしな返答をする。または、体がガクガクとひきつけを起こしたり、真っ直ぐに歩けないなどの異常があるときは、すでに重度の熱中症にかかっています。すぐに医療機関を受診しましょう。
7.水分補給ができない
~呼びかけに反応しないなど、自分で上手に水分補給ができない場合は大変危険な状態です。この場合は、無理やり水分を口から飲ませることはやめましょう。すぐに医療機関を受診しましょう。
症状についてはこの7つをしっかり記憶しましょう。次回の投稿ではもう少し詳しい内容の紹介をします。
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