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微弱電流治療をご存知ですか?
2019.04.09
こんにちは(^^)/吉野です。
今日は先日テレビでも特集していた、当院にも導入してある、微弱電流治療について紹介していきます。
電気治療というと、ビリビリした刺激を与えて、患部の痛みを和らげるイメージがあると思います。微弱電流はマイクロカレントとも呼ばれていて、μA(マイクロアンペア)という電流を使用します。一般に使用されている低周波治療器の電流はA(アンペア)であり、これはその1/100万の強さという非常に弱い電流になります。
微弱電流の主な作用は組織修復です。もともと人間には生体電流と呼ばれる非常に弱い電流が流れていますが、組織が損傷するとそれを修復するために損傷電流と呼ばれるμAほどの電流が流れます。
損傷電流が流れる事で体内のミトコンドリアを活性化し、ATP(アデノシン三リン酸)の産生を促す事が解っています。
また、ATPはタンパク質の合成を促し組織の再生を早めるとされていて、微弱電流はこの損傷電流と同じような電流を流す事ができるので組織の修復・回復を早める事ができます。
微弱電流を使用する事で損傷によって低下した筋肉のタンパク量の回復が認められていて、微弱電流刺激が損傷した筋肉の治癒を促進する効果があると確認されています。
微弱電流は受傷直後の腫れや痛みを抑え、可動域制限の改善などに効果があると認められており、急性期の使用でも効果を発揮します。
微弱電流は慢性的な痛みを抱えている方ももちろん、スポーツなどでの急なケガでの痛みにも使用できますので、ぜひご来院下さい。
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