こんにちは、井口です。前回のブログにつづきからだづくりの減量について書いてい
こうと思います。
一般的に減量する方法は絶食または極度な減食、運動をするという方法です。
食事制限の方法については急速に食事制限をして体重を減らそうとする方もいると思いますが、これには弊害があります。筋力の低下、作業時続時間の低下、血液量の低下、心臓機能の低下、体温調節機能障害などがあります。心身への負担が大きいため急激な食事制限は避け、計画的に行うことが大切です。
減量行う際の基本原則は、エネルギー消費量よりもエネルギー摂取量を低くすることです。その方法として、食事のみで摂取エネルギー量を減らす、トレーニングのみで消費エネルギー量を増やす、食事とトレーニングの両方を調整するという3つがあります。筋肉量を保ったまま脂肪を減らす効果を高めるのは有酸素運動を増やし、食事によるエネルギー摂取の制限を併用するのがよいとされます。
運動時に使われるエネルギーは糖質と脂質であり、初めは糖質を優先的に消費されます。およそ30分を境に脂質が多く消費されるようになります。より脂肪燃焼を促すにはより長く運動を続けられる強度と時間を選ばなければなりません。なので頑張りすぎて息が切れるほどではなく、誰かと会話しながらできる強度を選びましょう。
食事は低エネルギーでも高たんぱく質、高ビタミンミネラルを選びましょう。たんぱく質の重要性は前回のブログで記載した通りで、ビタミンミネラルはエネルギー代謝に必要なので摂取するようにします。主菜では豚のもも、牛のひれ、鶏のささみ、たら、いか、かれい、まぐろの赤身、副菜ではほうれん草、小松菜、ブロッコリーなどの緑黄色野菜、ひじきなどの海藻類、キノコ類を積極的に取り入れる工夫が必要です。調理法も工夫が必要で、焼く、蒸す、煮る、茹でるを優先的に選びましょう。
まずは無理のない範囲で始めていくことが大切です。減量を望んでいる方はできることから実践していきましょう。