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気象病の認知度はどれくらいだろう?
2019.07.02
こんにちは坂本です。
7月に入りましたが、まだ梅雨は続きそうですね~
今回は、そんな梅雨に関係のある「気象病」について書いていこうと思います。
気象病は最近認知されつつある病名で、気象の変化によって症状が現れる、または悪化する疾患の総称です。「雨が降ると古傷が痛む」といった天気痛や、頭痛、腰痛、肩こりによる痛み、関節痛、神経痛など様々な疾患に関係しています。ごく稀にですが、心臓発作や脳卒中の切っ掛けにもなることがあるとのことです。
メカニズムは不明ですが、気圧や気温、湿度などの急激な変化に、人体が対応しきれないことが原因とみられています。具体的には、内耳など気圧を感じるセンサーからの信号により、自律神経のバランスが崩れ、運動時などに優位になる交感神経の活発な状態が続き、それがストレス刺激となる。結果、様々な疾患の痛みを誘発することになると考えられています。
対策としては、「規則正しい生活」、「十分な睡眠」、「バランスの良い食生活」などです。疲労などの体力の低下で気象病になりやすくもあります。
*原因が他にある疾患はこの限りではありませんのでお気をつけて下さい。
空調設備に頼り過ぎず、気温の変化に身体を慣れさせることも大事です。ストレッチやヨガなど身体を労わり、動かす運動も、予防や症状緩和に有効であると一部考えられています。
梅雨が終われば、夏の暑さが襲ってきますね・・・
最近の夏はとても熱く熱中症を気をつけなければなりません。この熱中症も、気象病と季節病を併せ持つ疾患です。熱中症にならないように、空調とはうまく付き合って、体調を崩さず、気をつけていきましょう!
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