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体の水分維持を考えましょう。
2019.08.27
こんにちは、坂本です。
今回は、水分維持について書いていきます。
まず、体の中にある水分ですが、成人の場合、体重の約50~70%を水分が占めています。この水分は年齢を重ねるごとに減少していくので、高齢者はより注意が必要になります。
水分の体の中での役割は、体温調節や筋肉を動かす働き、血液としての循環、汗や尿としての老廃物の排泄など、重要な役割を担っています。
成人は1日に2~2,5リットルの水分を失っており、運動や気温でこの量は増え、失った水分は当然外から摂取しなければなりません。水だけだと大変な量ですが、野菜などの食べ物からも摂取できますので、そんなに難しくないと思います。
運動時には体温が上昇し、その体温を下げるために汗をかきます。夏場では気温の上昇により汗をかき、よりっ水分を消費します。そのため夏場に運動する場合などは、特に体内の水分量の維持を気を付けなければなりません。東京オリンピックは、大変そうですよね。
運動前から運動後に体重減少量が2%以上になると、疲労感や頭がボーっとしたりしはじめ、さらにひどくなると体温調節がうまくいかなくなり、熱中症に陥る恐れが高くなります。汗をかきづらい人は、体温調節が苦手なことが多いので、注意が必要です。
水分摂取は、一度に多く水分を取るのではなく、少量の水分をこまめに取ること。これは、一度に多く取っても吸収がうまくいかないためです。運動時は喉が渇いたと認識してからだと体の中の水分量が不足する可能性が高くなるので、意識的に水分を取ることを心がけましょう。水分を汗で消費した場合、水分以外にミネラルも含まれていますので、少量の塩分を同時に取れるといいですね。また、運動途中の水分補給には、糖分も同時に取ると効果的なので、スポーツドリンクなど飲むといいと思います。
近年の夏はとにかく暑いので、体の水分の維持を気をつけましょう。かくいう私も、通勤に約30分自転車を使っているので、職場に着くまでに、汗が大変なことになっています・・・
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