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ド・ケルバン病
2016.09.16
こんにちは、須藤です。本日は手首の痛み、手首の腱鞘炎をテーマにブログを書いていこうと思います。
皆さまド・ケルバン病という言葉を耳にしたことはないでしょうか?ちょうど、親指の下の手首の辺りに痛みや腫れが生じます。ド・ケルバン病は狭窄性腱鞘炎のことで、長母指外転筋と短母指伸筋(親指の動きに関与する筋肉)が橈骨茎状突起と伸筋支帯(腱鞘と呼ばれるトンネル)の間で、絞扼され、摩擦のために炎症を生じるものです。
私たちが手の指を動かすときは、実は指の筋肉だけでなく、手首から肘の間にある腕の筋肉も動いているのです。つまり、腕の筋肉が腱を引っ張り指が動いています。
先程腱鞘と呼ばれるトンネルのお話をしました。指を動かせば動かすほど、腱は腱鞘というトンネルの中をせわしなく動くことになります。そうすると腱が腱鞘とこすれ続け腱鞘が炎症を起こし腫れてしまうのです。
スマートフォン、PCの使いすぎでも発症しやすく、女性ホルモンのプロゲステロンというものがあり、妊娠・出産を助けるホルモンですが、出産後には骨盤、骨を元の位置に戻す作用があるため、腱鞘をわざと収縮させる働きがあります。
閉経後にはエストロゲンが減少します。エストロゲンには腱や腱鞘の弾力性や柔軟性を与える働きがあるため、こすれ、腱鞘炎が起こりやすくなります。
妊娠出産期や更年期の女性にも多いです。
武蔵小山駅から近くの当院でも腱鞘炎の治療を行っております。お悩みの方は、まずはお電話下さい。
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