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指の痺れは首からだけじゃない?
2016.10.29
こんにちは。先日、誕生日を迎えてしまった坂本です。
今回は「手根管症候群」について書いていきます。
この「手根管症候群」には指に「痺れ」が出ます。この症状、原因、病態、診断、治療を見ていきましょう。
症状については初期に人差し指、中指に痺れと痛みが出て、最終的には親指から薬指の親指側半分に痺れと痛みが出るようになります。痺れと痛みは明け方に強い、つまり目を覚ました時が最も痛く痺れています。手を振ったり、指の曲げ伸ばしで楽になります。
原因は突発性が多く、原因不明とされています。特徴としては、妊娠・出産期や更年期の女性が多いです。その他では、骨折などのケガや、仕事、スポーツでの使いすぎでも生じます。
病態については正中神経(腕の内側の大きな神経)が手首にある手根管というトンネル内で圧迫されている状態です。それに手首の運動が加わる事で手根管症候群は生じます。
診断としては手首を打腱器などで叩き、痺れと痛みが指先に響くか確認するテストがあります。自分でできるテストとしては「ファレンテスト」というものがあります。このテストは手首を直角に曲げて‘手の甲‘を合わせて一分間以内に痺れや痛みが悪化するかを見ます。症状が悪化した人はファレンテスト陽性でほぼ「手根管症候群」となります。陽性だった場合親指の付け根の筋力が落ちていないか、痩せていないか確認します。
治療方法は、消炎鎮痛剤やビタミンB12等の飲み薬や塗布薬等、整形外科医の指示に従った薬事用法や自身の意識で手首の負担を減らす様うにするなど。
そして、武蔵小山駅近くの太陽鍼灸整骨院での鍼灸治療や固定、最近新しく、強力になった超音波治療なども効果的だと思います。※但し、症状によっては整形外科での手術が必要な場合もあります。
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