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痩せる細胞?太る細胞?
2017.12.27
皆さんこんにちは、須藤です。忘年会シーズンも終え、年越しの準備いかがでしょうか?患者様に話を伺うと週に2~3回忘年会があり、太ってしまった。という話を聞きました。実は私も不摂生が続き、体重が増えてきております。私は食べる量も多く、食事の時間も遅く、あまりよく物を噛まない。良くはないと思っているのですが。。。しかし私の周りに食べる量は少ない、間食もせず、酒も飲まないのに太っている方や、私と同じ量を食べるのに全く太らない方が!(どちらも当院スタッフ)今回は痩せにくい、太りにくい理由について書いていこうと思います。
最近またTVでよく見るギャル曽根、なぜ太らないのか?ギャル曽根だけでなく「いわゆる大食い」ネットで調べると全ての大食いに共通している要素は「やせ型である」という点らしいです。なぜ大食いがやせ型であるのか?TVなどの実際の調査によると、彼女の褐色脂肪細胞は通常の人よりも数倍以上も活発だったそうです。即ち食べた瞬間から代謝するから食べ続けられる。その褐色脂肪細胞とは?あまり聞き慣れないですが、首の周り、脇の下、肩甲骨の周り、心臓、腎臓の周りの5か所にしかない細胞で、急激な温度変化から体を守るため、体温を37度前後に調整し、余分なエネルギーを熱として放出し、肥満を防いでいる細胞です。心臓のように温度が、低下してはいけない部分を守っている細胞です。
反対に、白色細胞という細胞があり、この白色細胞は全身に存在し、特に下腹部、お尻、太もも、背中、腕の上部、内臓の周りに多く存在します。体重が軽いのに、下腹部、お尻、太ももが太い人が多いのはこれらの部分に白色脂肪細胞が多いためです。
白色脂肪細胞には、体内に入った余分なカロリーを中性脂肪の形で蓄積する働きがあります。つまり白色脂肪細胞は人間を飢餓から守ってくれる細胞なのです。これらを考えると褐色脂肪細胞を増やして、代謝を活性化させ、白色脂肪細胞を減少させていけばダイエットになる???
がしかし白色脂肪細胞は一生減らないそうです。褐色脂肪細胞も活性化させる事は難しいそうです、残念ながらそんなうまい話はないということですね。。。痩せるためには適度な運動とバランスの良い食事ということになりますね。
当院は12月30日土曜日までの診療しております、新年は1月5日金曜日からの診療となります。お正月の暴飲暴食に注意しましょう。
皆様良いお年をお迎えください!!!
日本のお正月には欠かせないおせち料理について。
2017.12.20
こんにちは!吉野です(^^)/
12月は時の流れが早く感じるもので、今年も残すところあと数日となりました。
そこで今日は日本のお正月には欠かせないおせち料理の意味と由来、ルールについて書いていきます。
おせち料理はお正月に食べる料理で、漢字では「御節料理(おせちりょうり)」と書きます。元旦や五節句などの節日を祝うため、神様にお供えし食べたものを「御節供(おせちく)」と呼んでいたそうです。おせち料理は本来、お正月だけのものではありませんでしたが、江戸時代にこの行事が庶民に広まると、一年の節日で一番大切なお正月に振る舞われる料理が「おせち料理」と呼ばれるようになったそうです。
もともとは収穫物の報告や感謝の意を込め、その土地で取れたものをお供えしていたようですが、暮らしや食文化が豊かになるに従い、山海の幸を盛り込んだご馳走となり現在のおせち料理の原型ができたそうです。
また、正月三が日は主婦を家事から解放するという意味を含め、保存の効く食材が中心のものになったと言われています。
おせち料理のルール
おせち料理では「めでたさを重ねる」という意味で重箱に詰められます。各段ごとに詰める料理が異なり、「この段にこれを詰める」というルールと素材や料理に込める意味があります。
基本は四段重ねですが、最近は三段重ねが多いようです。地方やしきたりによって詰め方は異なるようですが、代表的な詰め方を書いていきます。
<おせちのルール・意味> 一の重:祝い肴(ざかな)・口取り
重ねた時に1番上にくる「一の重」には、祝い事にふさわしい祝い肴と口取りを詰めます。口取りとは、かまぼこやきんとんなど酒の肴になる甘めの料理の事です。
・数の子
ニシンの腹子である数の子は、卵の数が多い事から「子孫繁栄」を願う縁起物とされています。
・田作り
片口イワシの稚魚を干して、飴炊きにしたもの。片口イワシを農作物の肥料として使った田畑が豊作になった事にちなみ、五穀豊穣を願います。「五万米」の字を当て「ごまめ」と呼ばれる事もあります。
・黒豆
邪気払いの意味と、黒く焼けるほどにマメに勤勉に働けるようにとの願いが込められています。
・紅白かまぼこ
赤は魔除け、白は清浄の意味があります。
・伊達巻
形が巻物に似ているため、知識が増えるようにとの願いが込められています。
・昆布巻き
「こぶ」は「よろこぶ」に通ずるとして、縁起が良いとされています。
・栗きんとん
豊かさと勝負運を願います。黄金色は輝く財宝に例え、豊かな一年を願います。
・錦玉子(僕はこれが一番好きです☆とってもおいしいです♪)
黄身と白身の2色が金と銀に例えられています。
<おせち料理のルール・意味> 二の重:焼き物
「二の重」は縁起の良い海の幸を中心に焼き物を詰めます。
・ぶり
ぶりは大きさによって名前が変わる出世魚です。ぶりで出世を願います。
・鯛
めでたいと語呂合わせ。恵比寿様が持つ魚である鯛は、晴れの食卓にふさわしい魚としておせち料理に使われてきたようです。
・海老
長生きの象徴だと言われています。海老は長いひげを生やし、腰が曲がるまで長生きする事を願って正月飾りやおせち料理に使われます。
<おせち料理のルール・意味> 三の重:煮物
山の幸を中心に、家族が仲良く結ばれるように煮しめを入れる三の重
・れんこん
穴が開いている事から、将来の見通しが効くようにと願います。
・里芋
子芋がたくさんつく事から、「子孫繁栄」を願います。
・八つ頭
頭となって出世するように。また、子芋がたくさんつくので「子孫繁栄」を願います。
・くわい
大きな芽が出てめでたい。また、子球がたくさんつくので「子孫繁栄」を願います。
・ごぼう
根を深く張り、代々続く事を願います。
このようにおせち料理の一品一品に意味があるそうです。僕も知らない事ばかりでした。
是非ともこれらの事を頭に置いて一年の健康を祈りながらおせち料理を頂いて、良いお年をお迎えください。
今年も1年ありがとうございました。
忘年会、何だか背中がはってませんか?身体のSOS!
2017.12.17
院長の佐藤です。12月に入り、早くも半分が過ぎ、忘年会や忘年会ランチに行く機会も増え、胃腸の疲れによる体のだるさを感じている方も多いかと思います。
中医学で胃腸は「後天の元」といわれ、生命を支える大事な役割を担います。胃腸の調子が悪くなると胸やけや食欲不振、肥満や下痢だけではなく、体全体の調子もくるってきてしまいます。そんな事になる前に、少し説明していこうと思います。
中医学では胃腸のことを「脾胃」(ひい)といいます。脾胃は「脾」と「胃」の二つからなっています。脾は主に吸収を管轄し、体を構成する元である「気・血」や潤いである「津液」を食べたものから作り出して全身に運ぶ仕事をしています。胃は主に消化を管轄し、口から入ってきた食べものを受け取って、消化しています。また、脾と胃はそれぞれ、栄養を肺に運び上げる機能、消化したものを下におろして腸に送る機能も持ち合わせています。胃が受けて、脾が吸収する。脾が上に運び、胃が下に送る。これらの脾胃の連係プレーで消化吸収が行われています。
脾胃はとっても良く働きます。寝起きから朝食を消化し、それが終わりかけたと思ったら昼食を片付ける仕事です。途中でコーヒーを飲んだり、おやつを食べたりしてもそれを処理するために働きます。夕食が早く食べられるときは、夜は休憩をとる事が出来ますが、遅くなればなるだけ寝ている間も働くことになります。そうすると胃腸は24時間働きっぱなしになり、エネルギーを消費することにもなります。夜、遅くに食べる事が疲労に繋がるのはそのせいです。よって、脾胃は、暴飲暴食はむろん、それ以外でも加齢、ストレスなどによっても機能低下を起こして、様々な症状が出る様になります。
食欲がない、食べるとすぐにお腹がいっぱいになる、アザができやすい、疲れやすい、胃もたれする、お腹が張る、げっぷ、めまい、息切れ、下痢、軟便、痰が多い、浮腫む、尿が出にくい、内臓下垂などは「脾」の機能の低下の症状です。
消化不良、げっぷ、しゃっくり、嘔吐、便秘などは脾胃の「胃」の機能低下の症状です。
これらの症状はいわゆる脾胃のSOSのサインです。おっかしいな、調子悪いなと思った時に早めに対処することが悪化を防げます。
何をするか、簡単に言うと、脾胃を休ませることです。休ませる=仕事をさせない。
脾胃に仕事をさせないという事は食べ物を食べないということです。一度朝ごはんを抜いたぐらいでは体調が崩れることはありません。朝を抜いてもまだ食欲が戻らないのなら、昼食も抜いてみてください。抜くのに抵抗がある、逆に心配だという方は消化の良いものを少しだけ食べるようにしてみてください。例えばサラダだけにしようと思いがちですが、脾胃は「温かいもの」を好みます。ですから冷たいサラダではなく、「野菜スープ」を飲むのはオススメです。
「3食きっちり食べないといけない」「力が出ない」というのはある意味、間違った固定観念です。戦中、戦後の食が無い時なら頷けますが、現代のような飽食の時代に、食糧不足による栄養失調を心配する必要はまったくありません。それよりも食べ過ぎによる脾胃の弱体化の方がよほど心配で深刻なのです。
これは自身に言い聞かせています。私も早速、脾胃を休めようと思います。
お正月のおせち料理を美味しくいただく為にも今が調整のチャンスです。
当院では脾胃の働きを良くするために鍼灸治療、あるいはツボを意識したマッサージも行います。摂食のコントロールと並行して治療を受けることを是非ともお勧めします。残り半月となりましたが、元気に乗り越えるようスタッフ一同、お待ちしております。
栄養たっぷり野菜をたっぷり摂って楽しくカラダ健康に!
2017.12.06
こんにちは。受付担当の角田です。
天気予報図では雪マークが出始め、いよいよ冬本番!寒さも日に日に増してきてますね。
この時期になると何かと忙しくなり、1年の中でも1番、体調管理に気を配る時期ではないでしょうか。
そんな中ここ最近、野菜不足な食生活が続いていたのか、カラダが野菜をとても欲しがっている気がしてならなかったので、オーガニックのお店に行き無農薬野菜を買い求めに行ってみました。たまにはちょっと贅沢な気分でカラダにより良い野菜の買い物は、気分も変わりなかなか楽しかったです。
1番食べたいと思っていたのは、ビーツという赤いカブの様な野菜です。
最近はスーパーフードブームから耳にする事が多くなってきていますが、ロシア料理の、あの赤色のボルシチに入っている野菜です。
「食べる輸血」と言われるほど鉄分が豊富で、カリウムやマグネシウムなども含まれ特に女性には嬉しい野菜です。
残念ながらビーツは手に入らなかったのですが、色々な野菜がある中、私が選んだ野菜は、ニンジン、京ざくら大根、ケール、小松菜でした。
どの野菜も栄養たっぷりです!
●ニンジン
主な栄養成分:カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウム
中でもカロテンが豊富に含まれてます。カロテンは免疫力を高め、皮膚や粘膜を強くしてくれると言われています。風邪予防などにもオススメです!
●ケール
主な栄養成分:ビタミンA・C・E、葉酸、カルシウム、ルテイン(抗酸化物質)
青汁で有名な苦味のあるケールは、かなり栄養価の高い野菜です。
私が買いましたケールはカーリーケールという種類で生でも食べやすいのですが、オリーブオイルと塩でチップにするととても食べやすくて美味しいですよ。
●大根
主な栄養成分:ビタミンC、 ジアスターゼ(消化酵素)
根の部分は95%の水分と消化酵素がたっぷり含まれています。
年末年始の飲みすぎ食べ過ぎで胃腸が弱ったときには良いですよね!
ジアスターゼは熱に弱いので生のままがオススメです。
京ざくら大根は、シャッキシャキで辛味もそんなになく美味しかったです!
因みに葉も、カロテン、ビタミンC、カルシウム、食物繊維など栄養満点です。
●小松菜
主な栄養成分:カロテン、ビタミンC・B・E、カルシウム、鉄、リン、食物繊維
カルシウムはほうれん草の3倍以上とたっぷり含まれ、骨粗しょう症などの予防にオススメです。
たまには、変わった野菜を楽しんで食べるのも良いですね。
元気にお正月を迎えるためにバランスの良い食生活を始め、手洗いうがい、カラダを温めるなどなど日々できる体調管理や予防対策を心がけるようにしましょう!
お体の不調にお悩みの方は、太陽鍼灸にご相談くださいませ。
ロードバイク、始めました-自転車乗りが気を付ける事-
2017.11.28
こんにちは、受付の影島です。
1か月ほど前にロードバイクを始めました!
運動不足解消のために始めましたが最近自転車に乗っていなかったせいかちょっと苦労しています…
ロードバイクは長距離の走行を想定した設計になっているため普通の自転車とは違い多くの点で気をつけなければならない事があります。
普段自転車で歩道を走っている方が多くいらっしゃいますが、ロードバイクはスピードが出るため車道を走るのが原則となります。
そのため事故の可能性も高くなるので、対策をしなければなりません。
慣れないうちは立ったままでも転倒しやすいため、頭部の防護のためヘルメットは必須です。
夜間の走行では自動車などから見やすくなるようにリムライト(車体後方につける赤いライト)をつけないと大変危険です。
服装についてですが、普段着はロードバイクには向いていない為気をつけなけれまなりません。
自転車は車体の右側にギアやチェーンなどが付いていますが基本的にはカバーが付いています。しかしロードバイクはカバーがない為ギアの歯がむき出しになっています。
ゆったり目のパンツを履いていると、チェーンとギアに裾が挟まれ足が動かなくなってしまいます。
そのため、フィットタイプのパンツや裾をテープやゴムなどで縛り絡まらない様にする必要があります。
他にもこの季節かなり冷え込んでますが、厚着をしてしまうと走っているうちにかなり暑くなってくるため少し寒く感じる程度の薄めの格好で走るのが良いです。
そして健康上気をつけなければならないのが、『脱水症状』と『ハンガーノック』です。
ロードバイクは特にエネルギー消費が大きいので水分補給はこまめにしなければなりません。
また普段激しい運動などされない方には聞きなれないかもしれない『ハンガーノック』ですが、いわばエネルギー切れのことで自動車でいうところのガス欠です。
カロリー消費量がカロリー摂取量を上回ってしまい、極度の低血糖によって体が言う事を聞かなくなってしまう状態です。
実際にハンガーノックになったという友人に聞いたところ、足が動かなくなりひどい眠気に襲われ非常に危険だったそうです。
これらの予防として必ず水又はスポーツドリンクを入れたボトルと補給食を携帯する必要があります。
ロードバイクは盗難にあいやすい為、例え鍵をつけていたとしても少しコンビニに寄るだけで大変危険です。
その為走り始める前に自分で用意することが大切です。
ロードバイクは姿勢がきつく筋肉痛になったりちょっとした事でケガをしやすいです。
もし身体を痛めてしまったらは当院までお越しください!
近くに私がロードバイクを購入したお店もあるのでこれから始めたいと思う方も是非いらして下さい!
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